2006年08月20日

赤ちゃん、ありがとう!

1週間ほど前に、辛いことがあったと書いた短い
文章に、皆さん気付いてくださり心配していただきました。
(みなさんありがとうございます)
やっと、このブログにも書ける状況になったので
ご報告したいと思います。

私はここ1ヶ月の間に、妊娠・流産を経験しました。

長くなるので・・・ちょうど1ヶ月前ぐらいに、妊娠発覚。(5週)
結婚6年目にして、驚きが最初にきた初めての妊娠でした。
5年半の間妊娠しなかったので、喜びと言うより、
「本当だろうか?」
「ちゃんと育ってくれてるんだろうか?」
と不安と心配ばかりが先行する日々でした。
なんとなく二人とも嬉しいんだけど・・・という感じで進んで
いった2〜3週間でした。

その間、心拍が確認できた時点で(7週)おっとの両親と私の
母親にだけ報告をしました。
おっとの両親は二人とも涙を流して喜んでくれました。
それに驚いてしまった私たち二人。
私たちよりも素直に喜んでくれた姿にちょっととまどってしまいました。
おっとも私も
「もう子供がいなくても、幸せに暮らせる」と
思い始めていたので、素直に喜んで良いのか、この子が
ちゃんと産まれてくれなかったらまた残念な思いをしてしまうと
感情にブロックをかけてしまっていたのか、大喜びを一度も
しないままだったのです。

それから1週間(8週)。
妊婦検診をお願いしようとしていた助産所に初めて訪問して、
初診を受けた時に、お腹の上からのエコーでは赤ちゃんが確認
出来なかったのです。
胎嚢(赤ちゃんの入っている袋)もちょっと小さめかな〜と
言われました。
ただ、経膣のエコーではなくお腹の上からのエコーだと
わかりにくいから、心配ならばもう一度近くの婦人科で
みてもらったら?と言われました。
だから赤ちゃんが見えなくてもおかしくない状況だったのですが、
その時点での私のショックは大きく、その日家に帰ってからは
ボーーーっとして、おっとからの帰るコールの時点で泣いていました。

やっぱり私は、これが怖くて素直に喜べなかったんだあと
思いました。
妊娠が分かった時点から、この子がちゃんと育ってくれるかが
心配で心配で、そればっかり気にしていたのです。
そこで、おっととちゃんと話し合って、もちろん赤ちゃんが
できたことはすごく嬉しいけれど、もし今回赤ちゃんが産まれて
これなくなっても、それには意味があるし乗り越えられるよね、
でもすごくすごく悲しいよね、とお互いの気持ちを確認しました。
でも、まだ妊娠継続の可能性があるんだから、いっぱい喜ぼう!
と喜び合いました。
ここでまた希望を見いだしました。

そして翌日、早速近くの婦人科を受診。
エコーをしてもらうと、先週まで大きくなって心拍の確認
出来ていた赤ちゃんは成長していなくて、心拍も確認できない、
と言われました。
実際にエコーの画像を見て、赤ちゃんが大きくなってないことは
分かりましたし、あ〜やっぱりそうだったのか〜と思いました。
ここで一番最初に思ったことは、夫に対して
「ごめんね」
ということだけでした。
それを思った途端に涙が出そうになりましたが、
検査が終わり、今後の処置など先生の説明を聞いて
会計を済ませるまで、なんとか気を張って泣かずに耐えました。
とめていた車に乗った途端に号泣。
もう、どうしようもなく溢れる涙を止めることは出来ませんでした。
家についても、悲しくて悲しくて、辛くてずっと泣いていました。
泣きながらおっとに「ごめんね」というメールを送りました。

涙が枯れたかと思っても、またすぐに新しい涙が流れました。
午前中いっぱいはそんな状態だったと思います。
こんなに泣いたことは久しぶりだなあと、ふと自分で思いました。
父の死の知らせを聞いた後以来でした。
(といってもこのときは、我慢してしまって一瞬しか泣けなかった)

いろんなことを思いました。
初期の流産は母親に原因はないと頭では分かっていても、
自分を責める感情ももちろんありました。
おっとに申し訳ないと思う気持ちが一番でした。
こんな思いをするなら、妊娠をしない方がどれだけ楽だったか、
とも思いました。
もし次の妊娠が出来ても、また同じ思いをするならもう嫌だ、
とも思いました。

涙と共にいろんな感情を流しながら、ちょっとずつ落ち着いていきました。

そして、いろんなマイナスの感情を感じながらも、
私の奥底にある想いは「そうじゃない」というものでした。

これは、意味のあることなんだ。
短い期間だけこの世に降りてくる、その必要があった魂が
私のお腹に宿ってくれたんだ。
その魂は、数週間だけ私のお腹に宿る必要があった魂。
そして、その経験をして光に帰っていった。
魂としての経験。
そして、それは私にも言えること。
妊娠という体験を短くてもさせてくれたこと。
あんまり素直に喜んであげられなかったけど、心配で心配で
たまらないくらい大切な存在を実感させてくれたこと。
そして、泣いて泣いてどうしようもないくらい辛く悲しい、
失う、という体験をさせてくれたこと。

すべてが私たちの魂の約束なのだ、と揺るがぬ実感を持ったのです。

エコーで赤ちゃんが大きくなってないと分かってから、
私の中で赤ちゃんの居所はお腹の中ではなくなりました。
もう、光に帰ったことを私はどこかで確信していましたし、
完全に、魂の状態に戻ってキラキラ光り輝いている世界に
いることを知っていました。
赤ちゃんのことを想う時は、常に上の世界でした。

その本当のことに気づけた時には、大きな柱はもうできあがりました。
全てのことに意味はある。
お互いの魂の約束、お互いの経験のための出来事だったのだ、
と納得が出来たのです。

こうなれば、薄情なようですが精神的な立ち直りは早かったです。
私達夫婦の魂のかげりを少しでも光に変えてくれるために、
赤ちゃんが来てくれたことに心から感謝して、私たちも、
ちょっとだけこの世に降りてくる経験の必要だった魂に
すこ〜しだでも協力できたのだ、と。
(自分を納得させるための都合の良い考え方かもしれません。
 でも、私の心はこうだと確信しています。
 すべては計らいのもとにあると。
 妊娠した当初から心配が先にきたのも、どこかでこの魂と
 魂の約束を覚えていたからかもしれない・・・のです)

お盆を挟んだので、手術が1週間後となりました。
その間つわりはひどくなるし、それに伴って小さな感情の
ブレもありましたが、大きな部分ではもう大丈夫でした。
お腹にはもう赤ちゃんはいない、残っているのは物質的な
ものだけだ、という思いが大きかったです。

それからの手術までの1週間は、手術への不安におそわれ
ました。
なにしろ、初めてのことなので不安と恐怖・・といった感じ
で苦しかったです。

そして、昨日流産手術を無事終えました。

赤ちゃんが大きくなっていないと分かってから1週間と、
手術を終えた今も、気持ちはしっかりしています。
赤ちゃんを見ても、妊婦さんを見ても大丈夫。

流産を言い渡された日に、高嶋ちさ子さんのライブに行ったのですが、
(半日泣き尽くして、立ち直れたので)
その日は、なんと高嶋さんの妊娠が発表された日。
複雑な気持ちになるかな〜と自分でも心配だったのですが、
ちょっとふっくらされたお腹を見ても「元気な子を産んで欲しいなあ」
と思えたので、自分はもう大丈夫だ、と確認しました。

まだ、体の復活が完全ではないので落ち着きませんが、
今回は、本当にいろんな経験をさせてもらったなあと
一息ついたところです。

とりあえず、一連の流れを報告しました。
自分が辛かった時期は、ネットでみなさんの経験をみて
私だけじゃないんだ〜と勇気づけられたし、これまでいろんなことを
知ってきて立ち直りも早かったので、ぜひ皆さんにもこの世の仕組みを
知ってもらいたいと思ったので、私もブログできちんと報告しようと
思います。今日はとりあえずの報告です。
これから、細切れに記事にしていきたいと思います。

長い長い文章を、最後まで読んでくださってありがとうございます。
心配してくださったみなさん、ありがとうございます。

そして、すべてのことにありがとうございます。


posted by chika at 10:06| Comment(6) | TrackBack(0) | 癒し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
chikaさん、つらかったですね。悲しかったですね。(>_<)
私も3月に初期流産しました。まったく同じく赤ちゃんの袋が大きくならず、
心音が確認できず、自宅でおりてしまいました。(>_<)
私の場合、すでに2人子供がいるのでchikaさんとは少し違いますが、
それでも悲しく大声で泣きたかったです。
chikaさんは私よりずっと辛かっただろうと感じます。

この時、夫はプラス思考といい、こんな時にまで落ち込ませてはくれず、
ケンカになりました。
分かってくれたのですが、今更泣けず、流産後も熱が続いて入院となり、
それどころではなくなりました。
その後夢で、何故か?小学1年の男の子がランドセルを背負って
死んでいる夢を見ました。
泣くときに泣いてないと自分に区切りがついていないのだと感じました。
なので、神社にお参りし、夫と二人で「ごめんない&ありがとう」をいいました。

流産を期に筋腫が大きくなり、出血もひどくなったので9月12日に手術予定となりました。
でもこれを期に生まれ変わるイメージで行きたいとおもっています。
なので大丈夫。
chikaさん、お互いぼちぼち頑張りましょうね。
手術が決まって6月にブログを始めました。
気が向いたら、遊びにきてね。(*^。^*)http://blogs.yahoo.co.jp/ayaaya8639/17737107.html
Posted by あー at 2006年08月20日 12:42
 chikaさん、つらかったでしょうね・・。
私も同じ経験をしました。赤ちゃんが育ってなかったらしいです。流産手術も受けました。どうして私だけこんな目に会うんだろう・・・友達なんて次々と子ども産んでるのに。どうして?って悩んで悩んで・・・。
 あの時は、ほんとつらかったです。心にいつも雨が降ってたな〜って思います。
 
Posted by そよ風 at 2006年08月20日 17:47
そうでしたか、とってもつらかったですね。そんな状況でもブログに書いてくださっていたんですね。

赤ちゃんはchikaさんの言うようにchika夫婦のもとへ宿った意味は必ずあると思いますよ。

私も流産の経験はあります。
3人目だったので、予想外の妊娠、どうしようかと初めは戸惑いました。そして、それを受け入れてこれから家族楽しくなるぞーと思った時点で心音が聞こえなくなりました。私ははじめ戸惑ったことが赤ちゃんがいなくなったのかと本当に自分を責めました。
今でも、そのとき同級生に久しぶりに妊娠したという友人がいて、その子の歳を数えて、生まれていたらこのくらいになるのか・・なんて思ったりしてしまいます。

手術の日、病院のベッドで泣きました。
帰ってきて、母の電話で泣きました。
家族のありがたさを知りました。

悲しい経験でしたが、これは必要な経験だと私も思っています。

失うことが一番悲しい経験です。
でも、これは夫婦の共有の経験だと思って前にすすんでください。夫婦は経験を共有することによって絆が深まるのだと、この頃実感しています。

Posted by くーにゃん at 2006年08月20日 22:57
そうだったんですね…。
つからったですね…。
乗り越えようって頑張ったんですね…。


chikaさんのブログ読みながら最初は涙が止まりませんでした。
だって、あれだけchikaさん夫妻が望んでいたって事も知っていたし、僕もかみさんもすごく応援していたし…

でも途中からchikaさんの文を読みながら、そうだなぁ…短い時間でも深くて素敵で意味のある出会いだったんだって確信しながら読ませてもらいました。

文を読みながら、chikaさんの赤ちゃんの事とよっちの事故の事が何だか重なって、僕にとっても大きな意味のある「何か」がある気がしてなりませんでした…。

僕の大切な人、chikaさん夫妻と息子のよっちに、こんな事が続けて起きたのだから…。

実は最近、すごく調子を悪くしてて、正直「もう…」みたいな気持ちが出たりしてたので…。
Posted by がつう at 2006年08月21日 05:25
chikaさん、

すごくびっくりしました。
辛いことが・・と書いてあったのはもちろん知っていましたが、
私が聞いてもいいんだろうか?という気持ちもありまして・・・。

私には妊娠の経験はないので、
chikaさんの気持ちはわかりません。
でも想像を絶するほどのものがあったと思います。

でもこうやってブログに書いてくださって
すごく嬉しい。
ありがとうございます。

Posted by あんず at 2006年08月21日 15:32
みなさん、温かいコメント本当にありがとうございます。
皆さんのコメントに本当に癒されます。
前を向いて歩いていけそうです。



>あーさん
あーさんが辛い思いをされた後、コメントをくださったことがあって、
今回ををれを思い出しました。
あーさんもがんばって乗り越えられたんだと、励みになりました。
あーさんは入院もされて、大変だったんですよね。
でも、あーさんのところにきた魂も喜んで光に返ったと
思いますよ。

たくさんの励まし、ありがとうございました。
あーさんも子宮筋腫のオペ、不安でしょうががんばってくださいね。

温かい励ましをありがとうございます。





>そよ風さん
そよ風さんも同じ経験をされていたんですね。
辛い思いを書いてくださってありがとうございます。
周りにもけっこう多くて、みなさん乗り越えてがんばって
いらっしゃるんだなあと励みになります。
それぞれが辛い思いを抱えながらも、前向きに生活
されているのが、本当にすごいと今回は実感させられました。
お互いに、貴重な経験をさせていただいたことにありがとうを
言いましょうね。

温かい励ましをありがとうございます。





>くーにゃんさん
くーにゃんさんも同じ経験を・・・。
ここに遊びに来てくださる方々も同じ経験をされた方が
多く、でも皆さんが前向きに進んでらっしゃるので、
今回すごく癒されました。

私も家族のありがたさを実感しています。
特におっとと実家の母には、どれだけ助けられたか・・・。
失った悲しみは経験しないと分からない!と思うほど
辛いものですが、私が元気でおっとが元気でいられたら
また前に進める、と思えています。
いろんな意味で、プラスを持ってきてくれた赤ちゃんでした。

温かい励ましをありがとうございます。





>がつうさん
がつうさんが、私たちのために泣いてくださったと
書いてあるのを見た途端に、涙が止まらなくなりました・・・。
自分のために涙を流してくれる人がいる、すごく嬉しいことでした。
私たちの赤ちゃんのことを心配してくださり、応援して
くださっていたことに、今更ながら気付きました。
本当にありがとうございます!

がつうさんがよっち君の事故の時に、幸せは常に周りに
転がっている・・・と気付かれたように、私も普段は
アトピーを抱えているだけで、すごく辛い日常だと
思いこんでいたのことが、そうではなくいつも幸せ
だったんだあと気付かせてもらいました。
これも赤ちゃんのおかげです。
人生にムダなことは一つもないようですね。
そして、すべてはうまくいっていることを実感させて
もらいました。
大きな、貴重な経験でした。

調子が悪いと、本当に辛いですね。
でも、がつうさんの周りにあるたくさんの幸せに目を
向けた時、きっと良いことが起こると思います。

温かい励ましありがとうございます。
奥様にもありがとうございます、とお伝えください。





>あんずさん
大切な時期に、書き込みありがとうございます。

今回の悲しみは、肉体を持っているからこその失う
悲しみだったと思います。
この世に生きているからこそ、経験できたことですね。
ありがたいと思います。

試験まっただ中のあんずさんが、こうやって言葉を
かけてくださるだけで、励まされます。
本当にありがとう。

温かい励ましありがとうございます。
Posted by chika at 2006年08月22日 07:58
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