2006年09月20日

赤ちゃんとの別れまで:その6

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赤ちゃんに喜びを伝えた翌日の朝、近くの婦人科を
再々受診。
事情を話し、エコーを診てもらうことに。

いつものより、先生がエコーを見る時間が長い。
沈黙の時間が流れた・・・。
そして、先生が
「先週見た時より、赤ちゃんが大きくなっていませんね。
 この時期、1週間で赤ちゃんはすごく大きくなるので、
 ちょっと・・・。心拍も見えないです。」
とはっきり言われた。


やっぱり・・・。

この時に、思ったのはただ「おっと、ごめん」っていうことだけだった。

そう思った瞬間に私の中にこみ上げてくるものがあったけど、
とりあえずその場ではぐっとこらえて、診察台を降りる。

診断は流産。
そしてお盆休みに入るため、手術は1週間後と決まる。
お盆休みの間に、出血が起こるようならすぐに違う病院に
行って欲しいということを言われた。

このやりとりを、とりあえず冷静にやって会計に。
その間も、なんとか自分の感情を抑えて車に乗った。

その途端、もう我慢できずに号泣。
「ごめんね」
そんなことしか頭に浮かばなかったと思う。
泣きながら帰宅。(危険ですね・・。でもウチまで車で2分ほど)

部屋に入り、泣き崩れた。
もう、何も気にせずに思いっきり泣いた。
泣いても泣いても、涙は止まらない。
午前中いっぱい、泣いては泣き疲れ、また泣いては・・・と
繰り返した。

泣きながら、ネットで流産を経験した人の話を読んだ。
なんだか、私一人じゃない、ということを実感したかったから。
みんな同じ思いをしている。
もっと辛い人もたくさんいる。
比べてはいけないけれど、私一人が辛いんじゃないんだあって、
とっても助けられた。

ちょっと冷静になったところで、助産師さんに連絡。
結果を伝える。
温かい声で、「流産の後は妊娠しやすくなるって言うし、
大丈夫よ」と励ましてもらった。
気負いのない口調で救われた。
「また縁があったらお願いします。」と言って電話を切った。

そこから、自分の母親に電話。
「赤ちゃんが大きくなってなかった。今回はダメだったよ」。

そうこうしている内に、気持ちが落ち着いてきた。
冷静になると、赤ちゃんが来てくれた意味を考えることができた。
この出来事にも、必ず意味があることを思い出す。
こんなに辛いけど、私は妊娠して母親になる喜びを知ったし、
赤ちゃんはきっと、お腹に宿ることだけを経験するために
来てくれて光に返れたんだ、と思えた。
お互いの協力体制で、一つの経験をクリアしたと言うことだ。


前日、相談したスピリチュアルカウンセラーに、結果報告の
メールを送った。

その返事は


やはりそうでしたか・・・。
実は昨夜メッセージを受けている時に別のラインからそういう
感触も伝わってきていました。
「今回は・・・」という限定つきでしたから、いずれまた妊娠
するという意味だと私は思いました。
流産の診断の前にどうしても伝えておきたかったのでしょうね。

今回の流産は昨夜受け取ったおふたりの過去世の情報とも合致して
います。
ショックを受けるような内容ではないので、またお伝えしますね。

> すごく辛くて悲しくて、涙が止まりませんが <
この言葉を聞いて安心しました。
過去世では事情があってそうは思えずに、どこかホッとしてしまった
chikaさんが、今回は母親としての辛くて悲しい気持を抱くために宿って
くれたようです。
しばらくはいろいろ大変でしょうが、ゆっくりと養生してくださいよ。
そして、子供を授かることをあきらめてしまわないようにね。

○○(おっと)さんにも「感情を抑制しないように」とお伝えください。



やはり、すべてはうまくいっている。
そして前世のカルマを解消するために魂同士が約束をしてくるんだ、
と確信した。
その役割を赤ちゃんは果たしてくれたし、私は失うことの
悲しみを経験した。
いつかの人生で「愛」に基づいた対応が出来なかった部分を、
今回はやり直しできたんだ、と思えたのだった。

この辺りから、精神的にはほぼ立ち直っていた。
悲しいのは当然なのだけれど、それにも意味があることを
知ったからだ。

この夜、元々計画していたコンサートに行った。
(それだけ、立ち直れていたってことです)
この時のことは、こちらへ
この日のコンサートは、奈良の燈花会をテーマに
していたこともあって、会場の外もステージの上にもたくさんの
ろうそくが置かれていた。
その様子を見て、おっとと二人で「まるで赤ちゃんを送って
くれているみたいね。このタイミングでくることになっていた
のかな」と話した。
そして演奏も素晴らしいものだったので、赤ちゃんを送るには
もってこいの状況が作られていた。

この時点で(もしかしたら私の感覚ではそのちょっと前から)、
赤ちゃんの存在はお腹の中にはなくなった。
ずっーーーーっと上の方。
光の世界に帰っていった赤ちゃんを感じていた。


精神的な苦痛は、この日でほとんどクリアしたと思う。
その後は、手術に向けての不安が襲ってきた・・・。

つづく。


posted by chika at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 妊娠〜流産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
つづく・・・なんですね。
毎回読んでいて、なんだか自分のことのように一喜一憂していました。

私、chikaさんの考え方とても共感できます。
もちろん全部がーというわけではないですが、
物事にはすべて意味があると言うところ、
まさにそうだと思います。

これからも楽しく記事を読ませていただきますね。
Posted by あんず at 2006年09月21日 11:57
>あんずさん
コメントありがとうございます。

まだまだ(?)続きます(笑)
早く終わらせたいのですが、思いが募ってしまい
つい長くなっちゃって・・・。
もう終焉に向かってますから、飽きずに読んでやって
くださいね。

いろんな経験をしていくたびに、全てには意味があるということを
実感していくような気がします。
人生って、良くできているんでしょうね。
そんな中で、何かにぶつかったり悩んだりしながら
成長していけばいいのかなあ、なんてのんびり考えてます。
Posted by chika at 2006年09月21日 19:06
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